マクロ管理法の食事を実行するにあたって、アナログで管理するのはちょっと難しいので、アプリで管理することにしました。
候補は次の3つ。
- カロミル
- あすけん
- MyFitnessPal
数日ずつ使ってみて、マクロ管理をする際のアプリを「MyFitnessPal」に決めました。
理由は、シンプルさ、食事の入力のしやすさ、体重遷移のわかりやすさ、PFCバランスの見やすさの点で、他のアプリよりも少しずつ点数が高かったからです。
続ける上で、シンプルさと、食事の記録のしやすさは一番大事だと思います。
私がMyFitnessPalを使い続けることを決めた理由をご紹介します。
マクロ管理法って何?って人はこちらの記事をご覧ください。
MyFitnessPalのアプリはこちら。
MyFitnessPal
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各アプリの特徴
カロミル、あすけん、MyFitnessPalのそれぞれのアプリの特徴を簡単に説明します。
カロミル
カロミル – ダイエット・糖質制限などの栄養管理
Life Log Technology, Inc.無料posted withアプリーチ
カロミルの一番の特徴は、AI(人工知能)による画像解析機能。
食事だけじゃなく、体重計や血圧計の計測画面の画像を撮っておけば、自動で解析してくれます。栄養バランスはレーダーチャートで一目でわかるようになっていて、食事ごとの栄養バランスも確認できます。
栄養素の摂取基準は、「日本の食事摂取基準(2015年版):厚生労働省」を元に、減量目標の体重、体脂肪率、達成目標日から自動で計算されます。
自分で考えるのがめんどくさい、入力がめんどくさい、と感じる人におすすめの食事管理アプリとなっています。
あすけん
あすけんダイエット 体重記録とカロリー管理アプリ
asken inc. (Tokyo)無料posted withアプリーチ
あすけんの一番の特徴は、食事の画像解析と、栄養士からの毎日アドバイス。
PFCなどの栄養以外に、ビタミン、飽和脂肪酸、食物繊維などの栄養もグラフにしてくれます。
月額300円(1年プランの場合)で、レシピや食事セットの登録ができてとても使いやすくなります。逆に言うと、有料プランでない場合の制約が多いです。
不足気味な食材もレシピへのリンクと共に教えてくれるので、サプリに頼らず自炊していきたい人におすすめのアプリです。
MyFitnessPal
MyFitnessPal
Under Armour, Inc.無料posted withアプリーチ
MyFitnessPalは、多くのトレーニーが愛用しているアプリです。
バーコードを読み取るだけで、その商品のカロリーや栄養素が入力できます。ファミレスなどのチェーン店のカロリーやPFCの登録が多く、コンビニや外食派の人には、とても使いやすいです。
また、レシピも無料で登録できるので、自炊派の人にもおすすめ。
あすけん・カロミルを使わないことにした理由
マクロ管理法をしている間、「あすけん」と「カロミル」を使わなくなった理由は、
- Myメニューの登録が面倒だったこと(※あすけんは有料)
- 各マクロ栄養素の摂取量が視覚的にわかりにくい
という理由でした。
視覚優位な私にとっては、達成感を味わうのも、改善点に気づくのも、視覚的にわかりやすいものが良かったりします。
カロリーや栄養素の摂取量がレーダーチャートで表現されていて、そのグラフを見ただけではあと何g摂取すればいいのか、パッと分かりづらいと感じてしまいました。
① Myメニューの登録が面倒だと感じる
初めてiPhoneにダウンロードしたアプリは「あすけん」でした。食事管理アプリで人気で、検索すると一番上に出てきたし、画面も綺麗だし、使いやすそうだと感じたからです。
ですが、すぐ使わなくなりました。
理由は、「あすけんのデータベースにないものを食べた時に、自分でメニューを追加できなかったから」です。(※プレミアム会員ならできます)
データベースにある食品数が多ければいいんですが、私が食べるものがあまり登録されていなかったので、”これは続けるのは難しい”って思いました。
その点、カロミルは登録されていない食品や食材は、自分でMyメニューとして登録しておくこともできました。もちろん無料!
② 各マクロ栄養素の摂取量が視覚的にわかりにくい
カロミルはMyメニューに”無料”で登録できるので、あすけんで実践してみたんですが…でも満足できず…。
理由は、パッと見て、現在の摂取量とあと何g食べられるのかを把握しにくかったことでした。ちゃんと、グラムで表示されますが、視覚的に訴えて欲しかったんです。
視覚的に訴えてもらうと「お、お昼ごはん食べたら炭水化物が7割も…?!ヤバイ!」みたいに、よく分かると思いませんか?(←わがままw)
栄養バランスも、理想のバランス枠と現在の摂取量の図だと捉えやすいのですが、
おそらくそれぞれの要素がMAXに近づくと、理想のバランスとなっていて、私にはわかりにくいと感じる原因となってしまいました。
あと、1週間全体で帳尻合わせをしようという発想がない(=前日または後日で調整した方が楽だと感じる)ので、
土日にドカ食いするために平日をローカロリーにしておこう…
なんて思考に走りかねないこのグラフも不要だったり。
※摂取量の目標は、マクロ管理法で算出した各マクロ栄養素の数値に、自分で変更できます。
結論:MyFitnessPalがとっても良かった
MyFitnessPalは、アメリカのUNDER ARMOURというスポーツブランドの会社が出しているアプリです。
ユーザーインターフェースはとてもシンプルで無機質ですが、それがいいんです!
バーコードの読み取りで出てくる商品数が多い
MyFitnessPalの一番いいところは、バーコードを読み込めば簡単に商品検索ができるところ。商品名がわからなくても、バーコード入力すると出てきました。
最近食べているジュノエスクベーグルは、袋に栄養成分表示がなくてカロミルを使っていた時には、入力を放棄してしまいました٩( ‘ω’ )و
全部を網羅してはいないでしょうが、サプリメントやプロテインなんかも出てきて驚きます。
MyFitnessPalの画面
朝食・昼食・夕食・間食を入力すると、通常画面に出てくるのはカロリーです。
iPhoneのヘルスケアの歩数データと連携できるので、エクササイズ(有酸素運動)での消費カロリー分が摂取可能カロリーにプラスされ、どれだけ食べればいいのかの精度が上がります。
たんぱく質・脂質・炭水化物の摂取量を見たいときは、一番下にある【栄養】ボタンをタップ。目標の摂取量と、摂取量の合計と、残りの数値が表示されます。
視覚的にも分かりやすいです。「いつもの朝食を食べただけで炭水化物がこんなにー?!」とか、「たんぱく質頑張ってる!」とか分かりやすいです。
MyFitnessPalで目標値をカスタム入力する
MyFitnessPalでは、目標体重と、1週間の減量目標、アクティブレベルを入力すると自動的に目標摂取カロリーを算出してくれます。そこは、どのアプリも大体同じです。
自動算出された数値は、マクロ管理法の数値とは違うので、自分で目標数値を入力します。
「カロリー、炭水化物、タンパク質、脂質の目標」というところをタップすると、パーセントで調整することができます。
1g単位では入力できませんが、その辺りは…許容範囲の誤差ということで気にしなくてもいいかと思います。毎日の食事でもきっちり数値どおりに食べられるなんて、ほぼないですからね。
さいごに
食事管理の方法や、生活スタイルによって、自分にあったアプリを使うことが、”継続”のためには必要です。
コンビニで買った食べ物は簡単に入力できるし、自分のレシピも登録できるし、それが無料プランの範囲で実現可能なので、ぜひ一度お試しで入れてみてください♪