糖質制限をしていた頃、バターコーヒーというものを知り、チャレンジした時のお話です。
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事という本の中で紹介されて話題になった完全無欠コーヒーを試してみました。朝飲めば昼まで空腹感を感じなくなるという、ダイエッターにはありがたいコーヒーです。
コーヒーだけでいいなんて、なんて楽ちんなんだ!!と邪まな気持ちで試してみましたが、
結論から言うと…私には合いませんでした。
完全無欠コーヒーの作り方と味の感想、そして、飲んだ結果どうなったかをご紹介します。
完全無欠コーヒーの作り方
私なりの作り方をご紹介します。本も参考にしています。
バターコーヒーの材料
バターコーヒーの材料は以下の通り。
- ホットコーヒー
- MCTオイル 大さじ1〜2杯
- グラスフェッドバター(またはギー) 大さじ1〜2杯
MCTオイルは、簡単に説明すると、摂取してからすぐエネルギーになる中鎖脂肪酸100%のオイルです。
体脂肪になりにくいので、ダイエット効果が高いと言われています。
ざっくりいうとココナッツオイルなんですが、ジャムみたいに瓶詰めになっているものは中鎖脂肪酸60%くらいなので、ココナッツオイルよりもさらにダイエット効果が高いと言えます。
グラスフェッドバター(またはギー)は、放牧され天然の牧草を食べて育った牛の乳から作られるバターから、さらにタンパク質や水分などなどいろいろ取り除いたものです。
優しい味のバターといった感じ。
コーヒーに入れるなら、ギーの方が使いやすいのでオススメです。
パンケーキを焼いたり、アスパラとベーコンのバター炒めなんかにも使えます。(普通のバターと同じように使ってOK)
バターコーヒーの作り方
バターコーヒーの作り方は、とっても簡単。
- 好きなホットコーヒーを入れる
- バターまたはギーを入れる
- MCTオイルを入れる
- ミルククリーマーで撹拌する
たったこれだけです。
しっかり撹拌した方が飲みやすいので、ミルククリーマーで撹拌させましょう。
バターコーヒーはしっかり撹拌した方が美味しいです。
電源はコーヒーに先端を入れてからにONにしないと飛び散ってしまいますのでご注意くださいね。
ミルククリーマーは100円均一ショップでも売っています。
完全無欠コーヒーの味
油でギットギトで飲めたもんじゃないのでは…と思ったあなた。
私も、「絶対飲めたもんじゃないだろう」って思っていました。
私は食事では冒険をしない保守的なタイプなので、完全無欠コーヒーを知ってから数カ月間やるかやらないかの決断するのにずっと悩んでいました。
で、気になる味ですが、「クリーム入れたっけ?」と思うくらいにクリーミーでマイルドなお味。
ギーを使えばバター臭さもほとんどありません。
ほのかに香るくらい。
全然飲める!
慣れれば、もっと美味しく飲めると思います。
完全無欠コーヒーを飲んでお腹の調子が悪くなった
飲んで数時間後…
猛烈にお腹を下しているかのような感覚に襲われ、トイレに駆け込みました。
ただし、お腹がなんとなく痛いだけで特に下痢になっているわけではありません。(下痢になりやすい夫は見事に下していました)
軽い生理痛に似ています。
半日くらいはこのお腹の違和感に悩まされ、土日の半分を体調不良で過ごすことになってしまいました。
完全無欠コーヒーでお腹の調子が崩れた原因と対策
検索してみると、同じように体調が悪くなった方の記事が見つかりました。
この方の言う通り、摂取した大さじ2杯の油は私の腸の許容量を超えていたのだと思います。
中鎖脂肪酸100%のMCTオイルは体脂肪に変わらずエネルギーとなってくれる…糖質制限ダイエッターの強い味方ですよね。
ですが、自分の体に合わない量を摂取するのはよろしくありませんでした。
ちなみに、1日目はレシピのとおりMCTオイルとギーをそれぞれ大さじ2杯、2日目はそれぞれ大さじ1杯と少なくしてみましたが、同様に気持ち悪く寝込んでしまったので、もっと減らす必要があったようです。
私は完全無欠コーヒーの恩恵を受けられませんでしたが、新たに始められる方は数滴~小さじ1杯くらいから始めることをおすすめします。
私は完全に心が折れました。(嘔吐、下痢が怖い…年に1度もならないように気をつけているくらい)
まとめ:初めてなら手軽な材料で少量ずつ
油分に耐性があるかないかにも寄るかもしれませんが、揚げ物で胃もたれしやすかった私には合いませんでした。
糖質制限をゆるゆると続けた結果、今では揚げ物で胃もたれすることはなくなったので、もしかしたら今は飲めるのかもしれません。
でも、私はやっぱり普通のコーヒーがいいな
合うなら続けた方が美しくなれる気がするので、一度挑戦してみてください。