粉瘤(アテローム)がの切開してきました。
体質的なものなのか、私は頻繁に粉瘤(ふんりゅう)ができます。
どんなものかは自己責任でご検索ください。(Google画像検索結果)
炎症して痛みを伴うものは、年に1〜2個くらい。
私の場合、炎症は自然に治るので、お尻にできた場合などは放置してしまいます。
放置したものは、あまり良くないのかもしれませんが、今のところ問題ありません。
私の場合、なぜかお尻・胸の間・脇といった見せにくい場所にできるので、病院に行くのを躊躇してしまいます。
初めておへその下にできてしまい、服が当たるだけで痛いので皮膚科に行くことにしました。
治療記録として経過を残したいと思います。
写真は載せません(※私のお腹は若い時の大きな手術痕もあるのでとても見せられるものじゃないので…すみません)
症状
炎症して1〜2cmほど腫れていました。
粉瘤の特徴である、黒い点もあり、「いつもの粉瘤だな」って感じでした。
痛みを伴わない粉瘤を確認したことがありませんが、探せば体の至る所にあるのかもしれません。
治療方法
提案された治療方法は以下の2つでした。
- 切開して膿を出す(麻酔あり)
- 抗生物質を飲んで様子を見る
切開して膿を出した場合も、抗生物質を飲むことになります。
抗生物質を飲んでも腫れが引かない場合もあるということだったので、さっさと切開して膿を出してもらう方を選択しました。
治療
切開するために、まずは局所麻酔をしてもらいます。この注射が痛い…。
私は注射とか痛いことをされる時は見ていたいタイプ(痛いタイミングを把握してない方が怖い)なのですが、ベッドに寝た状態で見えないお腹に注射を刺され、怖かったし、治療中の一番痛かったタイミングでした。
麻酔が効いてから、患部を切って穴を開けて膿をきれいに出してもらいました。
ちなみに、脇にできた時は、別の病院で診ていただきました。消毒した針で穴を開け、そこから膿を押し出されました。完全に膿を出し切ることはできずに抗生物質と塗り薬を出されて炎症を抑える形でした。痛がりな人は無理な方法かもしれません。
膿を出し切ってから、生理食塩水で膿の溜まっていた袋をきれいに洗い、細長いガーゼを詰めて傷口は大きめのガーゼとテープでしっかりと止めてもらって終わり。
処置時間は体感で5分程度でした。
局所麻酔しているので、痛みは全くありませんでした。
治療後
局所麻酔をして約1時間後、ジワジワと痛くなってきました。
粉瘤が炎症していた時よりも痛いですね。
当たり前ですけど。
詰めていた細長いガーゼが切開した傷の部分に直接当たっているので痛いのは当たり前ですよね。
自分が歩く時の微々たる衝撃ですら痛かったです…。
お風呂に入る前に、膿が溜まっていたところに詰めていたガーゼを取り外します。
どんな状態で詰められているかも知らなかったので、厳重に貼られた保護用のガーゼを剥がした時に「ヒィぃぃぃぃ」ってなりました。皮膚からガーゼが生えているんですから。
もう引き抜くのが怖いし、こんな経験そうそうないなということで、夫の目の前で引き抜きました(笑
これが、痛いのなんの。
へその下って、上半身と比べると結構制御の聞かない部位で、痛みが逃しにくいんですよね(この時初めて知ったわけですけど)。
ガーゼを引き抜く=傷口を擦るということなので、痛いのは明白ですよね。
多分、過剰に怖がるほどの痛みではなかったとは思うんですけど、恐怖と相まって痛かったです。
その後、石鹸の泡で、膿の溜まっていた袋の中まできれいに洗うことが重要だそうですが、何が悲しくて擦った傷口を石鹸で痛めつけなければならないのかと…ソフトに洗って終わりにさせてもらいました。
その後、イソジンゲルを塗って絆創膏で保護して終了。
これを抗生物質の服薬と合わせて1週間ほど繰り返します。
最後に
皮膚科に行く前に、治療について迷っていたんですが(いつもは我慢していれば1〜2週間ほどで炎症が治るため)、一応皮膚科医さんが書かれている記事をいくつか読みました。
そこで必ず”ごく稀に癌化することが確認されています”みたいな一文があるんです。
私は親族が癌になる確率が高い上、私自身過去に境界悪性(良性と悪性腫瘍の中間)の卵巣嚢腫の手術経験があるので、夫は特に癌には警戒しています。
ダメ元でもいいから対策をしようということになり、漢方のヨクイニン(美肌でお馴染みのハトムギ)を飲むことにしました。
飲み忘れ(めんどくさくて)常習犯なのですが、なるべく飲むようにして粉瘤ができる頻度を見ていきたいと思います。
さらに美肌になったらラッキー☆