前回の話はこちら。
もう虚無感が半端なかったです。
夫も「前から辞めてもいい、個別塾の方がいいんではと思ってた」と言っていたんですが…
徐々に「もう一度チャンスをあげたらどうだ」という発言に変化…
この流れは今までに何度かあったんです。
私がやるせない気持ちになって泣いたのは今回が初めてでしたが…。
今まで「最後までやり切らないと今までの時間もお金も勿体無い!」と思っていた部分に、完全に諦めがついてしまったので私は意見を曲げませんでした。
ただただ、いつ日能研に連絡しようかなーということを考えていました。
長女、初めて「辞める」可能性を実感する
虚無感に包まれながらも、冷静に現状を分析してみることにしました。
わかっていることは、長女の自習室での話、実際にやっていること、1〜2ヶ月間の様子を見ての私の気持ち。
あとは、日能研の先生がどこまで生徒のことを把握していたかを知る必要があります。
そこで、辞める報告の前に、一度日能研の先生に話をしてみようと思いました。
電話嫌いなので面談予約が億劫だったのですが、長女への不満は依然として消えず、送り届けた際に衝動的に直接予約をしました。(送り届ける車中で色々ありました)
私、今日自習室行っても大丈夫なの?まだ辞めてない?
今はね
面談は約10日後になったのですが、一旦、今まで宿題ボリュームで無理がないように組んできた勉強スケジュールの一切をやめました。
私がある程度提案はするものの、ある程度長女自身が自分でやるように言いました。
面白いほど、自分で決めたはずのことでも先延ばしにしていましたね
面談で相談したいこと
面談に備えて話したいこと(課題)をまとめておきました。
- 算数の授業では理解したつもりになっている
- 宿題を適当にやっている
- テストの結果について
- 自分のための宿題ととらえてほしい件
これまでの過程、長女からの伝聞のみで推測される日能研の先生がしてくださっている対応、長女の宿題をやっている様子も含めて書き出しました。
私の頭を一番悩ませている算数についてなるべく絞ってお話をすることに。
算数の授業で理解したつもりになっている
授業中の例題は真似をすれば解けてしまうので、授業中はできているつもりになっている。
いざ宿題に取り掛かろうとしても解けないので時間もかかる。
ただただ嫌いだし苦手な教科になっている。
家庭学習時(自習室だけど)、適当にやっている
宿題なんてやればいいんでしょ、と作業をこなしている感じ。
本質を理解していないので、基礎問題はできないし、応用も利かない。
あとは、丸つけが正しくない、間違っていても丸にして誤魔化す、間違い直しではなくただ答えを写して終わりにするなども、親として嘆いている。
テストの時
本質を理解していないから、当日やり方をド忘れして、本当に基礎のキも解けない。
宿題では簡単な問題は解けているように見えていたとしても、自分の記憶に自信が持てなくて変えてしまって間違えている。
あるいは宿題でも解けていない(多分こっち)。
一番望むこと
自分のための勉強であると捉えてほしい
私がガミガミ言ったところで、彼女ができるようになるわけではない。
本人は私から教えてもらいたいとは思っていない(怒られるから)。
私も教えることはできるが、聞く耳を持たない人に教えることはできない。
日能研の先生との面談
クラス担当の先生ではありませんでしたが、偶然にも長女が自習室に行った時に一番よく接している先生と面談をさせていただけることとなりました。
面談した結果、雲が晴れるような気持ちにはなれませんでしたが、大変有意義なものとなりました。
面談をお願いするに至った経緯
まずは自習室に通って宿題をさせるようになった経緯をお話ししました。
全てを塾側に任せようというつもりはない、という前提で話を始めたかったからです。
以前は全く『栄冠への道』に取り組もうとしていなかったこと。
家では次女とつい遊びたくなってしまって集中できないこと。
日能研の自習室でやるようにはなったものの、時間と内容が伴っていないこと…。
自習の際にはよく気にかけてくれる先生だったので話は早かったです。
授業中の様子について
授業中はどんな様子なのかを聞いてみました。
国語ご担当の先生だったので、長女が比較的国語は問題がないことはご存知です。
授業中も意欲的に取り組んで理解している様子も見てとれるとのことでした。
他の教科については宿題をしている様子でしか個人的に判断できないが、国語ほど授業中に理解できてはいないんではないかとのことでした。
※長女はこの先生に宿題の質問をしによく行っているので、レベル感は実際に見てくれています。
宿題を自習室でやるようになったものの問題がある
最初の1〜2週間はちゃんとやっていたように見える宿題でしたが、この頃は手抜き・ウソが目立ってきていて、テストでの結果にもそれがよく表れていました。
自習室では集中してやっているのか聞いてみたところ、「やたら終わるのが早い」とのことでした。
わからない問題は質問で終わったことになっている
長女は質問のフリをして、代わりに考えてもらってヒントをもらいつつ解いていって終わらせればいいという考えがあります。
多分本人は無意識ですが…
自分で考えた末に聞きに来ていないことは明白なので、塾の先生方の親切心に付け込んで質問をする体で終わらせにかかっているんではと推測しています。
その点については、1ステップ1ステップ理解しているかを確認しながら進めているとのこと。
あー…それじゃあ本質を理解せずとも、同じような例題であれば短期記憶で解けてしまうので意味がないなと思いました。
それで理解できていたら、私の説明で理解できていると思うので…。
塾側に問題があるとは思っていなくて、私の教え方は塾の教え方と大差ないのだと判明したので良かったです。
間違っているのに丸にしている
やり直しをしたくない長女は、無意識のうちに丸つけを適当にしていると思われます。
結局、私がそっと確認をして指摘することになるので、丸つけは親がやる方がいいのかをお尋ねしました。
「誰がやってもいい」というお答えだったので、正解と不正解を見比べて「なんで間違えたのかな」と少しでも考える機会を与えてみたいということで、継続して本人に丸をつけさせる方針となりました。
当初は不注意かなー、今日は疲れていたのかなー、とか子供に寄り添った気持ちでいたんですが、味を占めたんですね。
答えちゃんと確認してないでしょっていう丸の付け方が多すぎて、看過できないものになってきていました。
大きい丸がひとつとか、全問行き渡るように一筆書きでくるくる丸がつけられているとか…酷すぎました。
もちろん長女には、採点ミスがあったこと、翌日にやり直しをするように言って聞かせていましたが…治らず。
算数、答え見ながら解いてる疑惑
宿題ノートの提出があるが、ちゃんと解いていない、答え見てるななどは見てわかるものなのか聞いてみました。
担当の先生がそれぞれ大事なポイントだと思う問題に絞ってチェックして、ノートの返却の時に指導が必要な子には一言添えているとのこと。
私は長女の算数の宿題ノートを確認してみて、やたら整然と式と答えが書かれていることが続いたので疑惑を抱えていました。
1回目で疑惑は生まれていましたが、長女がそんな不正をするなんて信じたくない気持ちも強かったので様子見をすることに。
会話の流れで聞いたこともあります。
「珍しく宿題が全部正解になってたけど、得意な単元なの?」と。
バレていないと思っているので「自分で解けたんだよ」という自信満々な答えが返ってきます。
次回の小テストや育成テストの結果で、理解して解いているわけではないことが明白になってしまいました。
結構これが私には一番堪えましたね…
ガッツリと答えを見ながら解いているわけじゃなかったかもしれませんが、それに近いことをしているようにしか見えません。
普段と書き方がガラリと変わるので。
決まった方針
この面談で、
- 自習に来た時に今日のやることリストを先生と確認する
- 終わったら先生のところで丸つけとやり直しもする
といったように、適当に終わらせてしまうことがないようにチェックしていただくことになりました。
今日のやることリストは、小学生のうちは自分でできる子は稀ということだったで、私が継続して作るようにしています。
先生が毎日のように見ることはできないのは承知の上でお任せすることに。
今日は徹底的にチェックされたよ〜(汗
私は先生チェックがあったかどうかだけ聞いて、終わった宿題の内容を確認させてもらっています。
先生に見てもらった回の育成テストの結果
この時はどの先生もお忙しかったようで、きちんと見てもらえた回数は2週間で2〜3回程度でした。
育成テストはハッキリ言って悪かったです!(笑
ただ、この過程を経ることができたので今があると思えています。